COLUMNコラム

2025/07/15マンションの大規模修繕にコンサルは必要?コンサルタントの重要性と活用法を解説


マンションの大規模修繕について調べると必ずと言っていいほど「コンサルタントに相談する」という話題が出てきませんか?

 

「コンサルタントってどんなことをするの?」

「相談できるプロは心強いけど費用はできるだけ抑えたいから利用しないのはあり?」

「もしコンサルティングを依頼するならどう選べばいいの?」

 

この記事では、マンションの大規模修繕に関してコンサルタントが必要な理由やコンサルティング内容についての解説、コンサルタントを依頼するときのポイントなどについて解説します。

 

合わせて、東京のマンションの大規模修繕を手掛けて50年の私どもエーコー総建に関してもご紹介しています!

マンションのオーナー様で大規模修繕を行いたいけど知識がない、コンサルタントの重要性もわからないので知識として知りたいという方はぜひ最後までご覧くださいね。

 

大規模修繕におけるコンサルタントとは?

大規模修繕においてコンサルタントはどのような役割を持ち、どのような知識を求めることが出来るのでしょうか。

大規模修繕コンサルタントについてその役割や関与する専門家の種類、コンサルタントを選ぶ際の重要ポイントについて解説します。

 

大規模修繕コンサルタントの役割

マンションの大規模修繕において、コンサルタントは主に3つの役割を果たします。

 

①施工業者との調整役

②大規模修繕工事の進捗管理

③居住者への安心の提供

 

コンサルティング内容は工事の計画段階から施工完了までの全過程までを依頼されるのかは様々です。

ですがコンサルティングを適宜依頼することで改修工事を行う施工業者と連携して施工計画を進めたり、予算管理を主導したりすることで、居住者に細かく情報を開示し安心を提供することが出来ます。

大規模修繕に関与する専門家の種類

大規模修繕に関わることが出来るコンサルタントには様々な種類の専門家がいます。

依頼するコンサルタント会社に絞るならば大きく分けて三つのタイプに分かれます。

 

・大規模修繕専門会社…大規模修繕工事に特化しており、元建設業界の方が多い。マンション管理士や建築士など現場の経験と知識が豊富。

・マンション管理会社…マンション管理を専門に行っており、コンサルティング業務だけでなく日常の管理業務も引き受けてもらえる。マンション管理のノウハウからの見地が深い。

・一級建築士事務所…一級建築士の資格がある方が大規模修繕の経験からコンサルティング業務を請け負う。設計・施工に関する知識が強い。

 

改修のプランニングに悩んでいるなら「設計士」や「建築士」がいるコンサルタント会社が良いでしょう。

「施工管理者」であれば実際の修繕工事の進行を監督してもらうことが出来ます。

オーナー様がマンションの大規模修繕にどんな悩みを抱えているかによって専門家を選ぶことが大切です。

適切な専門家にコンサルティング支援を受けることで、居住者へ安心を与えるとともに連携もスムーズに行うことが出来、修繕積立金を適切に運用した改修工事を行うことが出来るでしょう。

コンサルタントを選ぶ際の重要ポイント

ではコンサルタントを実際に選ぶ際に押さえるべきポイントはどこでしょうか。

それは、以下の三つです。

 

・豊富な経験

・資産管理の実績

・個人情報保護についての見解

 

コンサルティングを依頼する際には必ずその専門家の過去の成功事例や実績を確認しましょう。

やはり実績が多いほど、マンションごとのお悩みにしっかりと寄り添い対応することが出来ます。

その時に資産管理に関する実績があればさらに安心です。

また、依頼者の個人情報が適切に保護されることも重要ですので、あらかじめしっかりと調べて見極めるのが良いでしょう。

 

プロセス各段階でコンサルタントを活用!

マンションの大規模修繕においては、そのプロセス各段階に専門家の意見を聞くことが重要です。

・劣化診断

・施工会社の選定

・設計や工事内容

各段階について解説します。

 

劣化診断の重要性

マンションの大規模修繕を考えたときに一番に行いたいのが劣化診断です。

「ここが傷んでいるな」という表面的な修繕箇所だけを改修していては、内部の大きな破損を見つけられず最終的に大掛かりな工事が必要になってしまいます。

適切な時期に行う劣化診断は、予期せぬ修繕費用の負担を防ぎ、建物の寿命を延ばすことにつながります。

コンサルティングの依頼時に建物の点検についても必ず相談するようにしましょう。

施工会社の選定基準

施工会社の選定は、マンションの大規模修繕の成功を左右するといっても過言ではありません。

もちろんオーナー様ご自身が施工会社の過去の実績などから施工会社を判断するのも良いでしょう。

しかし、コンサルタントの力を借りることで業界での実際の評判を聞くことが出来、より良い判断ができる可能性が高まります。

ですが、コンサルタントと業者が懇意にしすぎている可能性もありますので、見積もりは必ず複数取り、料金や工事内容に極端な差がないかを確認してから依頼をしましょう。

設備や仕様についての理解が深いと感じる会社を選ぶことが、大規模修繕のクオリティを高めることにつながります。

設計や工事内容の管理

設計や工事内容の管理についても、オーナー様やマンションの居住者の代表である組合の皆様だけではわからないことも多いでしょう。

そこでもぜひ、コンサルタントの力を借りましょう。

設計段階での詳細な計画・しっかりとした工事監理は施工の品質に直結します。

また、発注内容の明確化は工事中のトラブルを減らし、納期に準じたスムーズな進行が実現するでしょう。

大規模修繕工事にコンサルタントを活用するメリット

大規模修繕においてコンサルタントを活用する最大のメリットは「負担軽減」です。

オーナー様自身の負担はもちろん、居住者の代表である組合の皆様の業務も減らすことが出来るため、結果的に居住者の満足度アップと快適な居住環境の維持にもつながります。

マンションの大規模修繕には専門的な知識が必要なことが多く、適切なサポートをしてくれる専門家が不可欠でとなります。

 

大規模修繕にコンサルタントの力が必要だということはわかったけれど、やはりコンサルティングというものにいまいち気後れしてしまう…というオーナー様もいらっしゃるでしょう。

そんな時はプロに聞くのが一番です!

ぜひ私どもエーコー総建株式会社に一度ご相談ください。

マンションやビルを建てるのではなく「修繕する」ことに特化したエキスパートたちが、オーナー様のお悩みに寄り添います。

 

コンサルタントにかかる費用相場について

コンサルタントを依頼する重要性はわかったけれど、やはり可能な限り出費は押さえたい、と考えるオーナー様も多いでしょう。

コンサルティングにかかる費用は各依頼先や条件により異なりますが、一般的には工事費の数パーセントを基準にしていることが多いです。

コンサルタントに関してもやはり複数の会社に見積もりを依頼して市場調査をしてから決めるのが良いでしょう。

その時に大まかな大規模修繕に関する相談をし、対応を確認したり、過去の実績や評判をチェックすることも忘れないようにしましょう。

コンサルタントの費用は決して安いものではないかもしれませんが、長期的な視点でトータルコストを考えるようにしましょう。

後々大きな修繕費用が掛かってくる可能性を考えれば、適正なチェックのものに行われる修繕は費用対効果が高く、最終的に無駄な出費を抑えることが出来るでしょう。

コンサルタントを依頼する際に気を付けておきたいこと

マンションの大規模修繕においてコンサルタントの力を借りることは様々な面でメリットがあります。

だからこそ、依頼する際には契約内容や報酬体系、ペナルティ条項などに関してのリスクマネジメントが必要です。

大規模修繕のどの段階からどの段階まで管理してくれるのか、報酬は固定なのか成功報酬なのか、不測の事態が起きた場合はどこまで対応してくれるのかなど、依頼する側のオーナー様のリスク回避がどこまで可能かをしっかりと事前に確認しましょう。

透明性の高い契約を結ぶことが、後のトラブル防止につながります。

 

マンションの大規模修繕を成功させるための3ステップ

大規模修繕を成功させるには、以下の3ステップをしっかりと押さえることが大切です。

①しっかりとした計画立案

修繕工事が始まる前、計画立案の段階がまず押さえておきたいステップです。

コンサルタントとしっかり話し合い、修繕の目的や必要性を明確にして予算を設定しましょう。

それに合わせて施工期間や内容などの詳細な計画を作り、関係者全員が理解できるように説明会を開くなどしましょう。

もちろんその際にコンサルタントに説明の助力を求めるのも良いでしょう。

また定期的に進捗を確認し、必要に応じて方針の見直しも依頼しましょう。

②施工中の管理とモニタリング

施工中は常にマンションの施工状態を管理し、問題が発生した際にはすぐに対応できる体制が必要です。

定期的な進捗報告をコンサルタントと施工会社に依頼し、関係者全員が最新の状況を理解できる透明性を確保しましょう。

コンサルタントとはもちろん、施工管理者との連携をしっかりと持つことが大切です。

③工事完了後のフォローアップ

大規模修繕においては、工事完了後のフォローアップも大切です。

まずは修繕内容と実際の工事内容を照らし合わせて調査しましょう。

この時押さえるべきポイントをコンサルタントに確認しておきましょう。

居住者に対する工事完了後の説明会を開催して理解を得ることも重要です。

その後、居住者からのフィードバックをもとに、今後の大規模修繕に向けての改善点や満足度向上への取り組みを行いましょう。

2回目の大規模修繕でお悩みならエーコー総建株式会社へ

マンションの大規模修繕には専門知識が必要な場面が多く、コンサルタントの力を借りることが非常に重要となります。

事前調査から居住者への説明、工事の進捗管理からアフターフォローまでサポートしてもらうからには、コンサルタントへの信頼に足る実績が大切です。

大規模修繕をどのように任せたらよいのか悩んだ時には、経験の多いプロに任せるのが一番です。

大規模修繕をお考えの際には、ぜひ私どもエーコー総建株式会社にご相談ください。

マンション・ビルの修繕工事のみをやり続けて50年、経験と実績に裏付けされた確かな技術でオーナー様のお悩みを解決します。

お客様のご予算やご要望に合わせて契約からお引き渡しまで自社一括で行いますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

 

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